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9.結果の参照|PTMT操作マニュアル
それぞれの解析タイプ別に解説します。
振動モード解析
振動モードアニメーション
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 振動モード / Mode1〜Mode6
最後のMode1〜Mode6はモードNoを表しており、参照したいモードNoクリックすると、そのモードのアニメーションが始まります。同時に画面左側に周波数と固有ベクトル、寄与率を表示します。固有ベクトルと寄与率は上からx,y,z,Rx,Ry,Rzの順で表示します。x,y,zは並進方向成分、Rx,Ry,Rzはx,y,zの回転成分を表しています。
アニメーションの設定は以下で行います。
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 振動モード / 設定
倍率:振幅をどれだけの大きさで表すかを設定します。モードベクトル内の最大値に対する比率を表しています。値が大きいほど極端にデフォルメしたアニメーションとなります。
フレーム数:1サイクルのコマ数を表しています。値が大きいほどスムーズなアニメーションとなります。これについてはコンボボックスで選ぶ形式となっており、4〜24の範囲で設定することができます。
オリジナル形状を表示:変形前の状態を表示するかしないかの設定です。チェックで表示する設定となります。
振動モードのグラフ表示
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 振動モード / グラフ表示
これによりグラフが表示されたダイアログが現れます。これは振動モードをアニメーションではなくてグラフで表す機能です。これによりアニメーションによる視覚的な印象の評価ではなく、定量的に振動モードを評価することができます。
この機能ではいろいろな見方でモードに対する評価ができるようになっています。これを制御するのが左上のコンボボックスです。はじめは”ALL”と表示されます。それぞれに設定について説明します。
■ALL:6つあるモードすべてを表示する設定です。横軸に各モードNo.、縦軸に寄与率をとって棒グラフで表示しています。寄与率とは、モードベクトル内でそれぞれに自由度の成分がどの程度を占めているかを表すパラメータです。
下図の例ですと、Mode1はxの並進自由度が2割程度、zの回転成分(Rz)が8割程度を占めているモードだということが解ります。ちなみにアニメーションに戻ってみてみると、ほとんどxの並進方向に動いているように見えますが、寄与率で言うと2割程度しかありません。このようにアニメーションでの印象と数値的な評価とは異なることがあります。
■Mode1〜Mode6:Mode1からMode6のどれかのモードを個別に選択し、それぞれのモード内の各成分の寄与率を下図のように表示することができます。
■x,y,z,Rx,Ry,Rz:選択した自由度の成分がモード1〜6内でどの程度の寄与を占めているかを表示します。下図の例ではxの並進方向自由度の成分について表示しています。
その他の機能
画面コピー機能:画面コピーボタンを押すと、グラフが図としてクリップボードにコピーされます。報告書作成等に活用してください。
連成度
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 振動モード / 連成度
解析モデルにおける振動モードの連成の程度を表すパラメータにです。この値が大きいほど、モードベクトルのある成分とその他の成分との連成が大きいということになります。
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静解析
変形図の表示
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 静解析 / "設定した静荷重名"
"設定した静荷重名"の部分は、静荷重定義のところで設定した名前がメニューにリストされますので、参照したい静荷重名をクリックしてください。下図の例では"force_static_Gx"の解析結果を表示しています。
表示の設定は以下で行います。
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 静解析 / 設定
倍率:変位に乗ずる倍数です。この値を大きくすると、変位をデフォルメして表示することができます。1に設定すると実際の変位で表示します。
フレーム数:利用できません。
変位データを画面に表示:そのままですが、変位データを画面に表示するかどうかの設定です。チェックで表示します。
オリジナル形状を表示:変位の形態を解りやすくするために、変位する前の形状を表示するかどうかの設定です。チェックで表示します。
変位データの参照
変形図を表示させた状態で、画面上のコンポーネント(質量要素、ばね要素、観測点)をクリックすると、そのコンポーネントの変位データを画面に表示することができます。下図の例ではばね要素(spring2)を選択した場合を表しています。
ばね要素の場合グローバル座標系における変位の他に、ばねのローカル座標系における変位も同時に表示します。
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動解析
変形アニメーションの表示
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 動解析 / "設定した動荷重名"
"設定した動荷重名"の部分は、動荷重定義のところで設定した名前がメニューにリストされますので、参照したい動荷重名をクリックしてください。下図の例では"force_dynamic"の解析結果を表示しています。動解析の場合は静止画ではなくアニメーションで表示することができます。
表示の設定は以下で行います。
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 動解析 / 設定
倍率:変位に乗ずる倍数です。この値を大きくすると、変位をデフォルメして表示することができます。1に設定すると実際の変位で表示します。
フレーム数:1サイクルのコマ数を表しています。値が大きいほどスムーズなアニメーションとなります。これについてはコンボボックスで選ぶ形式となっており、4〜24の範囲で設定することができます。
変位データを画面に表示:そのままですが、変位データを画面に表示するかどうかの設定です。チェックで表示します。
オリジナル形状を表示:変位の形態を解りやすくするために、変位する前の形状を表示するかどうかの設定です。チェックで表示します。
変位データの参照
変形図を表示させた状態で、画面上のコンポーネント(質量要素、ばね要素、観測点)をクリックすると、そのコンポーネントの変位データを画面に表示することができます。下図の例ではばね要素(spring2)を選択した場合を表しています。
ばね要素の場合グローバル座標系における変位の他に、ばねのローカル座標系における変位も同時に表示します。
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周波数ステップ解析
グラフ表示
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 周波数ステップ
→画面上で応答を参照したいコンポーネントをクリック
選択されたコンポーネントが赤色に変わって、選択状態であることを示します。何も選択していない場合、自動的に質量要素が選ばれたことになります。ただし、質量要素は選択状態を示す赤色には変わりません。
コンポーネントの選択ができたら、PTMT操作メニュ上で"決定"をクリックします。
PTMT操作メニュー / 結果表示 / 周波数ステップ / 決定
グラフが表示されたダイアログが現れます。下図の例では、ばね要素(spring2)のグローバル座標におけるx方向変位を表しています。
位置:表示しているデータがどのコンポーネントのものであるかを表示しています。
荷重:どの動荷重による変位を表示するかを設定することができます。
座標系:グローバル座標系で表示するか、ローカル座標系で表示するかを設定することができます。ただし、ローカル座標系が使えるのはばね要素のみです。
方向:どの方向の変位を表示するかを設定します。Rつきの自由度は回転自由度を表しています。
データ表示:グラフに表示しているデータをテキストで表示します。これをコピーすればエクセル等で処理することに活用することができます。
閉じるボタン:このダイアログを閉じます。
グラフ操作方法
グラフ画面下にあるスライドバーをマウスで掴んでスライドすれば、グラフの値を参照することができます。
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テキスト表示
PTMT操作メニュー / 結果表示 / テキスト表示
計算結果のすべてをテキストでダイアログに表示することができます。このデータをコピーすることにより、エクセルその他のアプリケーションで活用いただけます。
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