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6.荷重の定義|PTMT操作マニュアル

荷重について

 PTMTでは静的な荷重と動的な荷重を考慮することができます。それぞれ荷重入力点とその方向を任意に設定でき、いくつでも定義することができます。荷重についても、定義するだけで自動的に質量要素に関連付きます。

静荷重の定義方法

PTMT操作メニュー / モデル作成 / 静荷重

 荷重を定義すると解析モデル上では矢印のアイコンで表示されます。静荷重が緑で動荷重が黄緑で識別できるようになっています。

各入力項目の説明

荷重名

荷重を識別する名前です。任意の名前を設定してださい。日本語でも入力することができます。

方向ベクトル

荷重の方向を表すベクトルを入力してください。ベクトルの大きさは考慮しませんので、1に正規化するする必要はありません。並進荷重の場合、そのベクトルの方向に、モーメント荷重の場合はそのベクトル周りの回転荷重(トルク)を表します。並進荷重かモーメント荷重かは値の項の横にあるコンボボックスで指定します。

位置

荷重入力点の座標値をグローバル座標系基準で入力してください。単位系は[m]です。自動的に質量要素に関連付きます。重心位置ボタンを押すと質量要素の重心位置が自動的に入力されます。

荷重値を入力してください。並進荷重の場合は[N]単位で、モーメント荷重の場合は[N・m]単位でトルク荷重を入力してください。

重心荷重ボタン

重心位置ボタンを押すと質量要素の重心位置が自動的に入力されます。質量要素に加わる加速度荷重を与える場合に活用ください。

動荷重の定義方法

静荷重の場合とほとんど同じですが、周波数を設定できる点のみ異なります。動荷重は周波数応答解析でも使用されます。ここでは単一の周波数を設定しますが、周波数応答解析では別途解析条件で与える周波数範囲で動荷重の周波数を変化させて解析します。

PTMT操作メニュー / モデル作成 / 動荷重

各入力項目の説明

周波数以外の入力項目は静荷重と同じです。静荷重の項を参照してください。

周波数

動荷重の周波数を[Hz]単位で入力してください。

荷重の編集・削除方法

荷重の選択

PTMT操作メニュー / モデル編集 / 荷重

→解析モデル上の荷重のアイコンをクリック

選択されると赤色に変わります。ここまでは、編集する時も削除する時も同様の手順になります。

編集方法

PTMT操作メニュー / モデル編集 / 荷重 / 編集

編集したい荷重が選択された状態でPTMT操作メニューで編集をクリックします。荷重を作成する時のダイアログが現れますので値を編集して”OK”で編集完了です。

削除方法

PTMT操作メニュー / モデル編集 / 荷重 / 削除

削除したい荷重が選択された状態でPTMT操作メニューで削除をクリックします。画面から荷重のアイコンが消えて、削除されたことが確認できます。

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