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4.ばね要素の作成|PTMT操作マニュアル

ばね要素のについて

 ばね要素はモデル内でいくつでも定義できます。また、ばね要素は配置するだけで自動的に質量要素に関連付きますので、結合定義などのモデル化はする必要はありません。
  ばね要素はローカル座標系が定義されています。角度を設定しない場合、ばねのローカル座標系のx方向はグローバル座標系のy方向に向くように、ばねのローカル座標のy方向はグローバル座標系の-x方向に向くように設定されます。
  変位などはグローバル座標系の他、ばねのローカル座標での変位も表示することができます。

ばね要素の作成

PTMT操作メニュー / モデル作成 / ばね要素

ばね要素は白色の立方体で表示されます。後の操作でばね特性を定義すると黄色に変わります。

各入力項目の説明

名前

名前を定義します。計算結果のリスト表示や最適化計算などで、このばねを識別するのに使用します。

座標[m]

ばねの基準位置を[m]単位で入力してください。

Y角度[°]

ばねのローカル座標系のY軸を傾けて配置する場合、ここにその角度を[°]単位で入力してください。

Z角度[°]

ばねのローカル座標系のZ軸を傾けて配置する場合、ここにその角度を[°]単位で入力してください。

サイズ[m]

ばね要素の物理的な大きさを[m]単位で入力してください。立方体の表示しかできません。これは計算には何の影響もなく、単に表示上、どのような大きさで画面に表示するかだけです。しかし、マウスによってばね要素を選択する場合に不可欠ですので必ず何らかの立方体を作成してください。使用するばねやゴムの大まかな大きさを入力しておいた方がよいでしょう。

ばね要素の編集・削除方法

ばね要素の選択

PTMT操作メニュー / モデル編集 / ばね要素

→解析モデル上のばね要素のアイコンをクリック

選択されると赤色に変わります。ここまでは、編集する時も削除する時も同様の手順になります。

編集方法

PTMT操作メニュー / モデル編集 / ばね要素 / 編集

編集したいばね要素が選択された状態でPTMT操作メニューで編集をクリックします。ばね要素を作成する時のダイアログが現れますので値を編集して”OK”で編集完了です。

削除方法

PTMT操作メニュー / モデル編集 / ばね要素 / 削除

削除したいばね要素が選択された状態でPTMT操作メニューで削除をクリックします。画面からばね要素のアイコンが消えて、削除されたことが確認できます。

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