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3.質量要素の作成|PTMT操作マニュアル

質量要素について

 座標系はどのように定義してもらっても構いませんが、上方向をyとなるようにモデリングしていただいた方が便利です。必要に応じて座標変換ください。また、質量要素はモデル内で1つだけしか定義することができません。したがって、複数の質量を考慮する場合は予めトータルの質量と慣性をCAD等から求めておいてください。

 ここでは付属するsample.ptmtのモデルを作成する例で説明していきます。

質量要素作成の操作方法

PTMT操作メニュー / モデル作成 / 質量要素

各入力項目の説明

質量[kg]

質量要素の質量をkg単位で入力してください。

重心座標[m]

グローバル座標系に対する重心位置を[m]単位で入力してください。

サイズ[m]

質量要素の物理的な大きさを[m]単位で入力してください。立方体の表示しかできません。これは計算には何の影響もなく、単に表示上、どのような大きさで画面に表示するかだけです。しかし、マウスによる選択や、計算結果のアニメーション表示には不可欠ですので必ず何らかの立方体を作成してください。解析対象物の大まかな大きさを入力しておいた方がよいでしょう。

慣性[kg・m^2]

慣性モーメントを[kg・m^2]単位で入力してください。この時、お使いのCADにより出力する慣性モーメントの乗積項(Ixy,Iyz,Izx)の符号が異なるので注意してください。

質量要素の編集・削除方法

観測点の選択

PTMT操作メニュー / モデル編集 / 質量要素

質量要素を作成する時のダイアログが現れますので値を編集して”OK”で編集完了です。
※質量要素については削除することができません。

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