7.構造解析の基本式|FEM基礎理論
4項で説明した離散化された1次元構造解析の有限要素式を以下に改めて示します。
・・・(4-15)
ここで、式(4-15)の左辺、右辺はそれぞれ下式のようになることを前項までに示しました。
・・・(5-6)
・・・(6-5)
よって、結局のところ式(4-15)は下式のように表されます。
・・・(7-1)
ここで、少し上式を変形して、
・・・(7-2)
任意の{v}において式(7-2)が成り立つためには下式(7-3)を満たす必要があります。
・・・(7-3)
つまり、
・・・(7-4)
ということでようやく見慣れた式となりました。『2.要素剛性マトリクス|FEMを体感しよう』で紹介した式と同じになりますね。