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6.構造解析|XFEM操作マニュアル

XFEMの基本的な使い方に関しては基本操作を参照してください。ここでは音響解析固有の説明をします。

構造解析概要


XFEM-構造解析では設定した境界条件の下で2次元構造物の変位・応力を計算します。
得られる結果は以下です。

  • 変位
  • σx  (x方向の応力)
  • σy  (y方向の応力)
  • σxy (せん断応力)
  • 最大主応力
  • 最小主応力
  • VonMises応力

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境界条件

XFEM-構造解析では以下の境界条件が利用できます。

境界条件 シンボル
境界での変位拘束
x拘束 y拘束 xy拘束
境界での強制変位
境界での外力

構造解析に限り、外形ラインだけでなく節点に対して境界条件を設定することができます。節点に境界条件を設定する場合は、オブジェクト選択ダイアログの選択対象を節点にしてください。

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材料特性・板厚特性

材料特性の設定は以下のダイアログで行ないます。

設定が必要な項目は以下です。これ以外は入力しなくとも問題ありません。

  • 材料名
  • 弾性率
  • ポアソン比

これらを入力したら、左下のOKボタンをクリックします。

<材料特性ライブラリの使用法>

XFEM-構造解析では予め数十種類の材料特性ライブラリを備えています。このライブラリはユーザが独自に追加・編集することができます。以下にその使用法を記します。

・ライブラリから材料特性を引用する。

  • ライブラリのリストから適切な材料を選択してライブラリ内のOKボタンをクリックする。

・ライブラリに独自に設定した材料特性を追加する。

  • 材料特性を入力するテキストボックスに値を入力した上で、ライブラリに追加ボタンをクリックする。

・ライブラリの材料特性を削除する。

  • ライブラリにリストされている材料名から、削除したい材料名を選択し削除ボタンをクリックする。

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板厚特性

材料特性は以下の項目を入力します。

  • 板厚名
  • 板厚

板厚とはモデル座標系でZ方向の厚みです。

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結果の参照

計算後、参照できる値は次の7種類です。

  • 変位
  • σx  (x方向の応力)
  • σy  (y方向の応力)
  • σxy (せん断応力)
  • 最大主応力
  • 最小主応力
  • VonMises応力

すべて分布図として解析モデル上に描画されます。

表示設定

XFEM-構造解析 / 結果表示 / 表示設定

により、結果表示の設定を行なうことができます。

<表示設定ダイアログの説明>

変形表示倍率

  • 変形図の倍率を指定します。(計算値を何倍にして表示するか?)
  • 大きい値を入力するほど、変形を極端に描画します。
オリジナル形状を表示
  • チェックを入れると変形前の形状を重ねて描画します。

下図は変形倍率200、オリジナル形状を表示にした場合のVonMises応力を描画しています。

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