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4.モデル化検討A|FEM構造解析基礎

事前検討の実施

モデル化の範囲について予め決めることができない場合もあります。現象が複雑でどの程度までモデル化すれば、現実を再現できるのか良く解らない場合などです。そのような場合は、良く解らないので全部モデル化するということではなく、事前に簡単なモデル作成して構造の大まかな挙動を把握し、現象がうまく再現できなければ順次モデル化の範囲を広げていくというやり方が良いと思います。

簡略化

強度評価に影響しない構造物の細部を省略することにより、計算コストを軽減することができます。例えば小さな角Rや小さな穴、場合によっては曲げRなども省略してしまうこともあります。また、完全に左右対称な内容であれば、解析モデルを半分にしてしまうこともできます。その場合、対称面に対して適切な境界条件を設定する必要があります。

計算時間などの観点からすると積極的に簡略化はすべきだと思いますが、それによって、強度評価上必要な部位まで簡略化してしまっては問題です。判断を間違えないように注意すべきところです。

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